JBCF 第2回 NTT東日本 真岡芳賀ロードレース

Result:

概要

JPT 7.2km x 17 周 = 122.4km

F 7.2km x 5 周 = 36.0km 

栃木県真岡市真岡井頭公園東側特設周回コース7.2kmを周回するコースで行われた。


レース展開

東京では桜が咲き始める暖かさが変えてきたはずだったが、この週末は寒気が一気に入り気温も前日よりも15℃も下がる真冬の寒さの中、雨という悪天候でレース当日を迎えた。

Race Start JPT

先週JAPAN MOUNTAIN BIKE CUP U23カテゴリで優勝した高橋翔をエースに、各選手がサポートに回るレース展開を予想し、各コーナーなどの注意点など選手間で話し合いながら、スタート地点に立った。

2025年JBCF宇都宮真岡芳賀ロードレースは、冷たい雨の中での過酷なコンディションの中で開催された。
アタックが何度も繰り返される展開が続き、6周目にようやく3名の逃げ(谷選手、白川幸希選手(ヴィクトワール広島)、高梨万里王選手(レバンテフジ静岡))が形成されますが、チームブリヂストンが集団を引き上げ吸収。その結果、遅れる選手が続出し、レースはおよそ30人の絞られた集団へ。

Attack Attack Attack

9周完了前後で再び動きがあり、4名の有力選手による逃げが形成されるも、メイン集団とは明確な分断が生まれました。このペースアップについていけず、高橋翔選手と米谷隆志選手(ともにBellmare Racing Team)は無念のDNF。天候・コース・戦術のすべてが問われる難しい一戦となりました。

Peloton

Takashi Yonetani

米谷隆志選手のレポート

真岡ロード

今年も極寒の雨。2コーナーの先で前にいないと死ぬのは分かりきっていたので、そこに向けて位置取りを安定させることを課題にした。

持てる限りの防寒&雨対策をしてスタートしたのが功を奏して寒さは問題にならなかった。序盤の集団分断にはダメージを負いつつも特に問題なく対応できたが、一旦ペースが緩んだあとの8周目、2コーナー後の分断で脱落した。その後は後ろから来た高橋のいるパックを1つ前につなげて終われないかと試みたが、力尽きて終了。

分断のかかる前に攻撃は察知できていて、コントロールラインを19番手でクリア、そのまま2コーナーに入った。ただ、少し前での中切れを埋め切る加速力がなかった。さらに、焦って力を使いすぎ、次のパックに乗りそこねるという初歩的なミスを犯していた。結局集団は30人弱でまとまったため、2つ目のパックに入れればレースに残れていたはず。

失敗はしたが、怪我やダメージなく一定の手ごたえとともに2日目へ。

Takasugi Tomoaki

高杉知彰選手のレポート

真岡芳賀RR

昨年同様の雨、気温も予報では昨年同様で、内容はともかく走り切った昨年と同様の装備を準備して試合に臨んだ。

 初戦の鹿屋で出た自身の課題の克服のためにレースが開いた1か月の期間は、踏み続けられた後に更に対応ができるような練習にシフトして練習をしてきた。練習ボリュームが増えたこともあり、いつもより体重など軽い状態で宇都宮に臨むことになった。

このコースは集団前方30番でもレースとしては引きずられるだけになるコースであるので、アップをした後は早めに整列をして、できる限り前のスタート位置を確保することまでを、レース前の準備とした。

スタート時間のディレイがうまく共有されていないこともあり、アップの終了後に雨に打たれながらスタートを待つ時間が長い状態になってしまった。スタート前に昨年同様のウェア構成にジャケットを脱ぎ、スタートをした。この時点で、実際の気温は予報よりも下がっていて、ジャケットは脱がずに保温を優先すべきであった。リアルスタート後のペースアップは前方でこなすものの、アップダウンからの左折、緩く登って右折して一気に降るところでは、すでに脚の感覚がなくなるような寒さであった。バックストレートは全く踏めずに、後ろからくる選手にパスをされ続け、何とか集団の最後方でスタート位置に戻った。そこからは千切れる時間を待つのみで、千切れてはまで少し緩んだ集団に戻るを数回繰り返す状況になってしまった。3周で手の感覚も無くなり、シフトミスを繰り返してしまい、まともに走れない状況になってしまった。補給所でチームに相談し、体調を崩し切る前にレースを降りることとした。

今回の様なタフな外部環境への対応という意味では、自身のフィジカル、機材の準備が全くレースを走るコンディションには至っていなかった。個人的に春先の雨の寒いレースでは、結果を出せたことがほとんどなく、寒さに苦手ということもわかっている。悲観的になりすぎずに、次のロードレースに向けてできる限りの準備を続けていく。そして、できる場所で力を発揮しチームへ貢献したい。

Takahashi Sho

高橋翔選手のレポート

真岡ロード

天気はあいにくの雨で前日までの暖かさが嘘のような寒さ。この時期のロードレースで雨は初めてだったので、低体温などにならないようしっかりと対策してレースに臨んだ。

序盤から上手く位置取り出来ずに脚を使いながらなんとか集団に残る。前回の鹿児島でも課題だった高速コースでの位置取りがまだ解決出来ていなかった。

2コーナー後のストレートでペースが上がるのが分かっていたので何としても前に出ようと思ったが、変に考えすぎてしまい、いつもより酷い動きに。結局重要な部分で後ろにいて集団は分裂。一度は追い付くものの、脚は使い切っていた。もう一度2コーナー後にペースが上がったのについて行けずドロップ。数人のパックで前を追うも差は縮まらず残り3周でラップアウト。

まず、防寒対策はしっかり行えていてレース中に寒くて踏めないなどという事が無かったのは良かった。しかしそれ以外の位置取りやペースアップに耐える身体など足らない部分が多かった。あとこれは根本的な事だが、自分はこのコースは初めてだったのだが、雨のため試走は行わずレースへ。視界、路面ともに悪い状況で自分の不得意なハイスピードコースでの位置取り。そもそもの準備不足も一つの要因だと思う。雨で身体を冷やさないよう試走をしないという選択は間違ってはいなかったが、それなら事前にコースをYouTube等で確認する、その上でここでこういう流れになるというのをシュミレーションする必要があると感じた。

Obata Kaoru

小畑郁選手のレポート

真岡芳賀ロード レースレポート

昨年に続き、今年も雨のレースとなりました。この時期の北関東での雨天レースは気温が低く、正直かなり厳しいコンディションでした。

事前の天気予報では、週末、それもピンポイントで土曜日に雨予報が出ていたため、防寒・レイン装備を万全に準備して臨みました。

レース前の準備

しっかりアップを行い、万全の状態でスタートしたいと考えていました。しかし、今回は先日設立された選手会の関係で、不慣れな調整作業に時間を取られ、思うようにアップができませんでした。悪天候時やさらなる天候悪化時に選手の安全を守るためには、必要なことだったと思います。

選手会と大会コミッセールとのコミュニケーションも、回数を重ねるごとにスムーズになっていくはずです。今後に期待したいところです。

レース展開

スタートまでに体が冷えてしまい、先頭が見える位置でスタートしましたが、最初のアップダウン区間をこなし、高速区間に入る頃には体の動きが悪くなっているのを感じました。

1周回を終えるころには、集団に食らいつくのが精一杯。スタート地点からコーナー2つ先の横風と勾配のある区間ですでにギリギリの状態に。さらに、平地の高速区間ではパワーが出ず、ポジションを下げ、ついには集団から遅れてしまいました。

その後、同じタイミングで遅れた選手たちと合流し、しばらくはパックで走行。その後、後方から追いついた小さいパックと合流し、落ち着いてローテーションできるようになりました。しかし、7周回ほどしたところでDNFとなりました。

レースを振り返って

濡れたレッグウォーマーの影響か、大腿鼠径部にコンプレッションを感じ、寒さだけでなく、余計に脚が動きにくくなってしまいました。もっと体を温めてスタートできていれば結果は違ったかもしれませんが、後の祭りですね。

レース準備の大切さを改めて痛感しました。当たり前のことを当たり前にこなすことが、やはり重要ですね。

Tanaka Rena

フェミニンカテゴリ

田中麗奈選手のレポート

初めてのロードレース。雨のため試走をせず、ぶっつけ本番のスタートとなった。
今回の目標は、「集団の前方で走り続けること」。

1周目は、コースの感覚や周囲の選手たちがどのくらいのギアやケイデンスで走っているかを観察しながら走行。
しかし、1周目ラストの登りで少し集団から遅れてしまった。

2周目に入って比較的すぐに集団に追いつくことはできたが、その直後にペースアップがあり、対応できずに再びちぎれてしまった。2〜3周目は、2〜3人でローテーションを回しながら走った。

コーナーにあるグレーチングで何度かスリップしそうになり、落車はしなかったものの、その立ち上がりで一緒に回していた人から離れてしまった。
上半身はジェルや宮澤さんからお借りしたウェアのおかげもあって冷えずに走れたが、雨と風の影響で脚が徐々に動きづらくなり、追いつくことができなかった。

4周目は単独走になってしまったが、下りと平坦区間で大きく差を詰めることができ、前を走っていた選手に追いつくことができた。
最後のローテーションでは少しペースが落ち、脚に余力が残ってしまった。あの力を序盤で集団についていくために使えていたら…と少し悔しさも残った。今後は、使うべきタイミングでしっかり脚を使えるよう、位置取りをもっと意識していきたい。

また、スタート直後の高心拍に身体が慣れていないと感じたので、次回はアップで心拍を高めてからスタートに臨むようにしようと思う。

今回は目標を達成することはできなかったが、次回までにコーナリングの精度を高め、中強度で踏み続ける力を身につけたい。

■真岡ロード 約1年ぶりのロードレースなので、様子を見つつ展開に合わせて、自ら動きチャンスを物にしたい。
というのが、念頭にあり、レースに臨んだ。 当日余裕持ったはずが、開始時間を勘違いしており30分前に到着。 気温も6度?豪雨で何もしていなくても寒い。
できる限りの防寒として、冬物のインナー、長袖ジャケット、カバ、ニーウォーマーを着る。 ノーアップではあるが、濡れる量を最小限にとどめてスタートを待つ。
上半身は問題ないが、下半身が寒く麻痺したように痛い。
そのまま耐え続けていたが、ぎっくり腰の痛みが出ていて耐えていたが、痛さの限界となり、そのまま終えた。
レースに参加することなく非常に不甲斐ない結果となった。
下肢が濡れると腰に響くので、ホットオイルを腰にも塗って痛みの予防を行い、レースでの再発を予防する。

オフィシャルスポンサー/サプライヤー一覧

レンタルパーソナルジム siriusgym 

KRライン

ミタカロジスティック

女性専用ジム fitcrew  

トレーナーを目指すなら プロジム

女性専用ジム undeuxsuperbody

まだ知らない世界と出会おう buymatravel

湘南ベルマーレ 

トヨタモビリティ神奈川

トヨタサービスセンター TSC 

島根県松江の不動産のことなら astus

スペシャリティコーヒー terracoffee 

レース用ホイール reservewheel  

トラック練習会 abemasyonanbank  

自転車の運搬 kuatracks 

超軟水 kumejimawater

ウエア sunvolt   

ヘルメット poc

ローラー台 minoura 

メンテナンスケミカル剤 wakos

練習・レースタイヤ maxxsisbike

タイヤサポート maruiltd 

日焼け止め agressivedesign 

スポーツ選手向け脱毛lesalondeprintemps

補給食ジェル magon

チームの拠点秦野市 omotan

ゴールデンサイクリングルート GCR 

プロテクションフィルム expel

前へ
前へ

第2回NTT東日本 宇都宮清原クリテリウム

次へ
次へ

木下友梨菜が世界進出 - ヨーロッパのプロチーム「NEXETIS」に加入