第60回西日本ロードクラシック/第7回播磨中央公園ロードレース

概要

第60回西日本ロードクラシック/第7回播磨中央公園ロードレース

日付 2026年4月19日

開催地・コース 播磨中央公園

周辺周回コース

■距離:8周+4.2kmの61.8km。


JCTレース結果

フェミニンツアー リザルト

1位 田中 麗奈(IGNTZONE Racing Team) 1時間47分47秒

2位 金子 広美(KINAN Racing Team MIE Junior) +2秒

3位 阿部 花梨(イナーメ信濃山形-F) +36秒

女子アンダー23、女子エリート混走

先頭集団で走る田中麗奈

阿部花梨(イナーメ信濃山形)が抜けし、先頭石田選手、2番手阿部選手、メイン集団は20秒ほどのギャップで前を追う。

1位 田中 麗奈(IGNTZONE Racing Team) 1時間47分47秒

2位 金子 広美(KINAN Racing Team MIE Junior) +2秒

3位 阿部 花梨(イナーメ信濃山形-F) +36秒

スタート直後、山下歩希(弱虫ペダルサイクリングチーム)、田中麗奈(IGNTZONE Racing Team) 、阿部花梨(イナーメ信濃山形-F)、金子広美(KINAN Racing Team MIE Junior)らが上りでペースアップし4名が先頭集団を形成。

後続との差は3周目に2分近くまで広がり、その後も拡大していく。

ペースは一定して速い状態のまま緩むことなく互いに体力の消耗を手探りしながら進む。

そんな中、金子選手の度重なるペースアップが続き4周目に先頭集団から山下が遅れ、3名での勝負に。

終盤、登り区間で金子が仕掛けるも田中と阿部は離れず続く。

阿部が毎周回上りで遅れをとるが、復帰する展開の中、最終周回満をじして金子が上り区間序盤からペースアップする。

田中は苦しい表情を見せるが上り切りを狙ってアタック。

最後は田中と金子の勝負となり、田中麗奈が先着。宇都宮清原クリテリウムに続き2勝目を挙げ、フェミニンリーダージャージを獲得した。

田中麗奈選手のレポート

西日本ロードクラシック

田中麗奈選手のレースレポートです。

西日本ロードクラシック

7.2km×8周+4.2km=61.8km

先週のチャレンジロードで、昨年からの成長を実感できたことで、自信を持ってスタートラインに立つことができた。気温は予想より高くなかったが、女子レースとしては距離が長いため、補給をしっかり取ることを意識した。

レースが動いたのは2周目、補給所手前の周回最後にある登りだった。逃げが決まるとしたらここだと考え、登り始めでは集団前方でアタックに反応できる位置取りを意識していた。予想通り金子さんのアタックで集団が分裂し、先頭は4名。メンバーが強力でローテーションもしっかりと機能していたため、後続との差は25秒、35秒、1分、そして2分と広がり、逃げは3名に絞られた。毎周回、登りで金子さんがアタック。確実にダメージは蓄積していたが、徐々にキレは落ちており、シッティングで余裕を持って対応できていたのは、苦手な分野で余裕が持てた事は良かったポイントでした。

また、補給ゾーン前のコーナーは勾配がきついため、インを避けて勾配の緩いラインを取るという宮澤さんのアドバイスを意識した。この選択が後半の脚に大きく影響していたと感じた。

登りでは常に2番手以降で入り、相手のペースに合わせることを徹底した。ペースが緩むこともなかったため、無理に自分からペースを上げることはしなかった。

残り3周あたりからは、阿部選手が毎回登り切りで遅れ気味になっていたが、下りで合流し、アップダウン区間は3人で展開。この中では比較的余裕を持てている感覚があった。

理想では下りを得意としている阿部選手が登りで離れたところでアタックを仕掛け、単独逃げ

の展開に持ち込みたかった。しかし、逃げ切れる脚はまだなく、そこまでの余裕もなかった。

勝負のイメージはラストの登り切り付近でのアタックかスプリントの2択。余裕はある程度残っていたものの、残り2周で脚がピクピクし始め、攣る前兆。ダンシングを織り交ぜながら負荷を分散し、だましだまし走り続けた。

しかし最終周回、最も差がつきやすいS字の下りで阿部選手がアタック。それに反応し踏み込んだ瞬間、右腿が攣り、あまりの痛さに思わず声が出た。人生で初めての脚を攣るという経験だった。右腿だけでなく左ハムストリングも限界に近い状態だった。

ここで前の2人と差がついてしまったが最後の勝負に持ち込めなければ意味がない、と踏み続けて再合流。S字後の向かい風のストレート区間にも助けられた。脚を伸ばしたり揉んだりしていたら、なんとか攣りは収まった。

ラストの登り前は牽制状態。登りに入ると、予想通り金子選手がアタック。途中速度が落ちたがここで前に出るのは避け、登り切り直前まで我慢。そして橋に差しかかるポイントで勝負に。一気にギアをかけて下りに入るまで踏み切った。金子選手との差を広げ、優勝することができた。

長い距離のレースで最後まで戦い抜けたことは大きな自信になった。一方で、まだ圧倒的な勝利には程遠いと感じている。それでも、今の実力でやるべきことをやり切り、結果につなげられた点は良かった。

また今回の優勝で、1年前には全く手の届かなかったフェミニンのリーダージャージを獲得できたことも嬉しい。

来週の東日本でも自分の力を出し切り、勝利に繋げていきたい。

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第 49 回チャレンジサイクルロードレース